古泉屋光学研究所に寄せられた質問をQ&A型式にして掲載しています。


Q：エルフレレンズの特徴は？
A：エルフレ型式のレンズは広い見掛け視界を持っています。

また、レンズの構成枚数が少ないので、抜けがいい（明るい）のが特徴です。

このため、散光星雲などの暗い天体を観測するのに最適です。

木星等の惑星観察でも、縞の状態等を明るく見ることができます。

Q：エルフレ復活！と謳っていますが、復活ってどういうこと？
A：70年代～90年代には広角レンズの代名詞として、「高級品」の部類で日本産のエルフレレンズが各メーカーから販売されていました。
その後レンズ枚数を増やした超広角レンズが出てくると、見掛け視界で負けてしまうエルフレ式の接眼レンズはラインナップから消えてしまいました。
超広角レンズほどの見掛け視界はありませんが、とにかく抜けがよく明るい「エルフレ式接眼レンズ」が欲しいと言う方向けに、往年の名レンズ「エルフレ」を製作いたしました。

その昔一世を風靡していた型式のレンズですので、「復活」といたしました。


Q：谷光学研究所のErと同じと聞いたのですが？
A：レンズ光学部分は谷光学さんのエルフレ25mmと同一ですが、こちらで製作したレンズは全空気面にマルチコート処理をしています。

また、鏡筒部分も新規で設計しています。



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